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星逢一夜(中日劇場版)の感想

星逢一夜の感想です。雪組の中日劇場公演ですね。

 

あ、お久しぶりです。

あれからグラホも見に行けば、勿論、既に宙も見てます。ハイ。すいません、書けてないです、ハイ。


 

 

さておき、今回の星逢一夜、中日になっても、話自体は勿論変わっているわけではないけれど、個人的には話の進め方や演出が結構変わった結果、違う良さを引き出しているんじゃないかなぁ、と思いました。

 

帰りの車の中で、奥様と話したけど、

 

「結構変わったね!」

 

で話してたら、意外とやっぱり見ているところが違くて、話がかみ合わない(笑

 

それより、いい席引いたために、ショーで翔ちゃんやだいもんとか誰だかいってたけど、通路席でハイタッチしたと夢うつつなご様子。

 

なにそれずるい!!!!!!
管理人 あそこ変わったよね?  奥様 え、そうだっけ?
奥様 あそこはそのままだよね? 管理人 え?そうだっけ?

 

と、お互い見てるのに忘れているのか(汗

 

いや、この前復習でDVDみたばっかなんだけどな。。。。

もういちど見よ。。。。。

 

 

今の状態のメインキャスト完成形となる星逢一夜

 

で、DVD見直した結果、だいたい解釈が一致(笑

どちらかというと管理人の方が、遠くて細かく見れてなかったわ。

 

やっぱり大劇とは違った良さの星逢でしたな。

話は勿論一緒よ。

 

でも、個人的な感想は、ストーリー展開が数にまかせた勢いではなくて、一人一人が人数少なくて目立つ分だけ、丁寧に描かれている・・というか、丁寧に演じているように変わったなぁ・・・と思った。

 

台詞回しと、表情とやっぱりだいぶ違うんだよね。

 

せしこ、きんぐ、さらさ、れいこたち含めて諸々いないから、見たいんけど結構怖かった。いい印象を壊したくないといのと、でも生で見たい、というジレンマでさ。

 

バウに伸び盛りメンツとられちゃっているしね。

あ、別にこっちに来た若手メンツが・・とかそういう話じゃなくて。うん。

 

演出自体が変わったんじゃなくて、特に、台詞の言い方とかね。

 

すごく、うえくみせんせのパンフのコメントを見ればそのままなんだけど、初演の時の危うさ、というのは、あの舞台においてのスパイスだったんだなぁ、と感じた。

 

凄く、演じている登場人物の一生懸命さというか、引き込まれるだけの逼迫さを感じることができて、その心の揺れ具合や軋轢に涙するんだよね。

 

でも、今回はまた違うんだ。

何が違うって人間模様とその関係性かなと。

 

話は変わらないけど、大きく変わったのは、享保の改革が始まって、三日月藩に一揆の動きあり!の将軍拝賀前後のシーンだよね。

 

初演では、ちぎ演じる晴興が老中として改革の陣頭指揮を取りながら、自らも精神的に追い詰めていく前振りのシーンになっている。

 

発言するのも晴興で、同じ老中のにわにわの久世の発言を厳しくばっさり斬りながら、今の改革を断行していくシーン。

 

それが、今回は役割の人数の都合上もあるんだろうけど、だいぶ変わった。

 

というか、キャストの割り振り的に変えたから発生したことによる、各人の個性を出すために、ストーリーの精神的な背景を意図的にうえくみせんせいが入れ替えたのかなぁ。

 

それとも今のメインのメンツの仕上がりを見て、今だからできる舞台として話を持っていったのか。

 

にわにわ久世が改革の断行のため、一揆の起こった藩の処分や藩政の引き締めを促す一方で、ちぎ晴興が「それは厳しすぎるのでは・・」という、農民擁護側につく、やりすぎ感を出している。

 

「民が死んでは意味がない」というれいこの細川慶勝の台詞もちぎ。

 

そして、初演では何も言わなかった吉宗が、”今は国のために小を捨て大を取り国の基盤を作る”という旨の初演の時のちぎの台詞も言うように役割が全く変わっている。

 

加えて、本日はこれまで、で、吉宗がおりが去る時に、「殊更農民達の事となると切れ味が鈍る」というようなセリフをちぎが言われて諭される場面も追加。

 

これによって、孤立した中でも切れる頭をつかって、吉宗の信頼を勝ち取り、老中職をこなしているというよなギリギリの線の上に乗っている切羽詰まった感じではなく、農民側の目線をもった優しい老中、という形に話が部分的に解釈が変わった。

 

だから、ちぎ晴興の言葉も感情もどこかしら違うんだよね。

 

そのあと、だいもん源太と話して

 

「一揆の首謀者はお前か?」

 

と問いただすところも、どことなく優しい。

 

源太が”お前なら止められる!改革をやめてくれ!”と土下座するシーンも、

 

「ならぬものは、ならぬ」

 

と言いながらも、無理が通れば通りが引っ込む!といった切羽詰まった感覚ではない、大局観を見据えた優しさを持ってならぬ、と言っている感じ。

 

その上で、だいもん源太も、”老中としてやっている案だからそりゃかえられないよな”という台詞で理解を示した上で、それなら俺は俺たちの道をゆく、と変わっている。

 

喧嘩別れで、もう今生お前とは話さん!という決別の形ではなく、お互いの立場を慮った上で、お互いがお互いを諭すように、別々の道へ別れて行く。

 

そんな、激情型ではないグッと来る選択の違い、悲しさがあった。

 

だから、今回は”鈴虫、これが生まれた立場の違いか”と一揆の鎮圧シーンのちぎ晴興の台詞がなおさらぐっと来るんだな。

 

運命に翻弄されるのではなく、自分の意志と自分の道を確かめている、そんな覚悟が見て取れた。

 

殺陣も凄く自然で、ちぎ晴興が源太に棍棒を振り下ろそうとして止めるシーン、最後の方とかで源太の棍棒の振り払う当て方、真剣で背中合わせになるシーンが凄い迫力に感じた。不自然さが全くなくて、上手くてお芝居に没入できたよ。

 

初演のDVDとかは結構繰り返しみちゃうとね、やっぱり不自然に思えるところって出て来ちゃうからさ。

 

運命に流されてお互い気づいたらその立場だった、という無情な感じがあったけど、今回は自分の意志で図らずも選んできた道だったんだ、というキャストが役だけを追いかけている訳ではない意志の感じが出ていた。

 

だから、源太と晴興のパワーバランスというか、お互いの関係性が、あまり差がないレベルになっていて、心情を読み取る事が中心になったという感がある。

 

最後真剣で背中を合わせた時の源太の表情も晴興の表情も初演とは違うよね。

源太は最後、男同士背中を預けた格好で「あとは頼んだ」といった台詞が背中から煤けているようだった。

 

 

ゆうみちゃんの泉も同じ。

 

最後涙ボロボロになって、逃げて欲しい!と激情的に言うのではなく、自分の意志でちぎ晴興を殺せない事や、逃げてという台詞も取り乱しすぎずに伝えられている。

 

私はあなたを好きという思いをあえて口にしなくてもお互い分かっている。

そういった台詞も省かれているし、それもわかるような心象になっているんだな。

 

だから、今回は本当にわかりやすいストーリー展開に感じれた気がする。

感情で走ってしまうお話は、没入できないと共感もなければ、冷めるだけ。

 

うえくみせんせの話は面白いと思うから、お芝居にも入れるけど、それを差し引いてもすごく丁寧な上にメインキャストである、ちぎ・だいもん・ゆうみちゃんの心情と心象の背景まで取れる、いいお話だったなぁ・・と思った。

 

これも、3人の充実ぶりというか、経験値と時の上澄みなんだよなぁ。

 

”お前は何さまだよ”な言葉で言えば、3人の充実っぷりというか、成長が凄く見て取れたお芝居だったと感じたよ。

 

だから、初演見た人も、もいちど見て欲しいよね。

 

あ。忘れてたので追記。

 

ちぎ晴興が結局陸奥盛岡藩へ永蟄居なのは変わらないけど、ちぎの立場と引き換えに

 

「今回のみ年貢を半分とする」

 

沙汰が吉宗から語られ追加されていて、源太の死も晴興の苦悩も無駄ではなかった、とそこが掲示板で言ってた救いだったんだな、と分かった。

 

そうか、でも、それは本当に救いだったのだろうか。

ちょっと考えさせられるよね。

 

 

星逢一夜 中日劇場のキャスト

雪組 星逢一夜 中日劇場

大きく星逢一夜のキャストが変わった部分、として大きかったのは、個人的には

 

  • 鈴虫 まなはる 元がおり
  • 吉宗 がおり 元じゅんこさん
  • 貴姫 ももひな 元せしこ

 

だよね・・・やっぱり。

 

まなはるは上手だった。

伯爵令嬢の時もそうだったし、おいしい役をもっていけるし、きちんとできる。万能で好き。

 

元はがおりだったから、元々うまい人がやる役でもあるけど、がおり版も良かったけど、まなはる版も好きだな。

 

がおりは吉宗の役。

 

これは、がおりにしかできないんだけど、じゅんこさんの前役と比べてしまうと、どうしても威厳が足らなく感じてしまう。

 

それは年だよね、やっぱり。

 

ゆっくりとした台詞、厳しくも大きい目線。

意図しているものはわかるんだけど、即手討ちにされそう・・といった迫力がどうしても出ない。

 

これは、もうどうしようもない。

がおり自体は良かったよね。相変わらずかっこいい。

 

で、貴姫だよ。

 

このキャストが一番誰になるか気になっていたとこだったからさ。

 

ももひな、多分初演見ずにこれを見ていたら、これですんなり通っていたと思う。

でも、記憶にそこまで残らないんだよね。

 

ごめん、こればっかりは好みの問題だけど、せしこには絶対にかなわんわ。

せしこの存在感とビジュアルはやっぱり惜しい部分だった。

 

元男役は関係ないかもしれんけど、やっぱり凄んだ時の目線と出て来た時の存在感がせしこは半端ない。

 

貴姫というもう一人のヒロインがいるという存在感のパランスは今回は完全になかったと思うな。

 

あとはいないメンツをどう埋めるかと既存の役はどうかと言う話。

 

咲ちゃんチョビ康はほんとハマり役だからね、これについては特に言うこともなく、やりこみが入ってさらに良くなってる。

 

まなはるがやってたざんぎりショートの雨吉は真地くん、さらさがやっていた湧の役はあんり。

 

あんりが今回はさらさと同じような髪型の前髪パッツンで、なんだかビジュアルは丸い顔がさらに丸くてこれはこれで可愛い。大人な女性というよりもこういった方が似合うんじゃないかなぁ。

 

あとはレオくんの細川慶勝が経験の差が出ちゃっているかな。。。

印象に残らないのと、存在感がやっぱり足らないので、ライバルにも嫌味にもあまり感じない細川さんになっちゃってたなぁ。

 

こういうところでキラリとわかりやすい自分の強みが出せる人はやっぱり強いよね。

 

大ちゃんは相変わらずだった。初演変わらず。

まぁ、それもちょっとどうかと・・年次的にもう少し重要役につくかもという期待はあったしね。

 

あとは、りさちゃんこと、ある意味うらら互角の推せるか推せないか微妙な星南さんですわね。

あなたいつまで凛やってんのよ・・・いや、似合っているけどさ。

せめて、役幅の広さはやっぱり欲しい。次に期待やね。

 

人数の少ない分どうしても祭りのシーンとか少なく感じちゃうけど、少ないからこそ個が活きる全ツはそれはそれでやっぱりいいね!

 

 

星逢一夜(中日劇場版)の感想 まとめ

雪組 星逢一夜 中日劇場

中日劇場って、古き良き昭和を感じさせてくれるよね。

ファシリティがいい味出してる。

 

エレベーター激混みだし、階段でも登れるの知っていれば、階段で登ったのに・・

 

こんど建て替えなんだもんね、たしか。

劇場前のチケだしと合わせて入り口はほんとカオス。

 

いやぁ、ほんと人の波。

 

あと、幕間でも写真って中日は撮っちゃいけないんだね(汗

 

ムラでいつも撮ってるからさ。

本当はあれもイケナイのか不安になってきた。。。。

 

管理人しらんくて写真携帯で撮ったら、となりにおすわりのお嬢さんも「あ」っていう感じで撮ろうとした時に、係員がダッシュで

 

「写真撮影禁止です」

 

と怒られて被弾させてしまいました。

ほんとすいません。気をつけます。

 

それよか、名古屋は、家族みんなで行って、マチネ・ソワレと奥様と別れて見て、お互い見てない間は名古屋の科学館におこたまたちを引率ですよ。

 

いや、個人的にめっちゃ行きたかったの。

だってギネス認定のプラネタリウムをみたいじゃん。

 

めっちゃ施設新しいし、大阪の科学館よりすごい充実してるんだなぁ、これ。

ほんと人多くて人嫌いは死にかけたけど、すごい面白いよ。

 

嬉々としてて、解説員のおじさんおばさん達に半分引かれてたレベル。

 

でも、プラネタリウムに極寒ラボに放電ラボでしょ。

ラボ関連は整理券必死だけどね。

 

時間早めに行かないと実際すぐに並んで整理券なくなるから、行くときは、まず、入ったらすぐパンフチェックしてね!

 

生命感と科学館と宇宙館と本当に充実してるんだよ。

 

大阪の科学館との違いは、休日にいったけど、割合として大人の比率が(カップルとかめっちゃ多い)凄く多いってことかな。

いやぁ、初見だと1日あってもたらないよ、これー。

 

おこたまたちも(多分)喜んでたー。

 

中日劇場からも歩いて10分くらいだからオススメオススメ、いや、ほんと。

味噌煮込みの山本屋とか、矢場とんとかも近くにあるし。

 

誰も興味ないって・・ごめん・・わかってる・・・汗

 

あと、もう一言いいですか??

 

さくららさんはどこへ???