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グランドホテル初演を見返してみた感想

グランドホテルの初演を見返してみました。

なんとなく賛否両論続きな気が。

 

NHKのグランドホテルの放送があってから、チケキャンとか観ると、相場が一段階落ちているような気がしているのは気のせい?・・(汗

 

まぁ、一度見ればなんとなくそれで繋ぎは十分という人もいるだろうから、とりあえず観て満足という層も少なく無いと思われ。

 

まぁ、遠いとね・・汗 わかる。

近いと、それはそれで、何度も行きたくなるもんですけどね。

 

ザ ☆ミュージカル感がすごい

 

映像だとやっぱり間近で切り取られたキャストしか観てない世界だしさ。

 

あまり、心に引っかかるメロディーラインがやっぱり(個人の好みとして)無いんだけど、歌のクオリティがマイクの調整込みで比較仕様がないものの、段違い。

 

トップが何しろ、歌の妖精と呼ばれたかなめさんだからね。

うん・・・それは仕方ない・・。

フラムシェンもトップ娘役の麻乃さんだしね。

 

歌の安定感が全く違うんだよ、残念ながら。

 

でも、改めて、あれだけ歌が上手だと、オットーのヨボヨボさを表現するコントロールをしながら、歌はクオリティを保つことができるんだなぁ・・・と。

 

上からは下は見えるけど、下からは上は見えない、って感じなんですわ。

グルーシンスカヤの羽根さん、男爵の久世さんまで、メインのキャストは、全員が全員全く歌の不安がない。

 

当時はゆりちゃんガーと言われてたのは知っているけど、今にして聞くとですね・・うん・・・涙

 

強いて言えば、天海さんが裏返るかもしれない、という、いつもの心配^^; くらいだったと思うよ。

 

ストーリーも変わらないしって、ジミーのところが省略されてないくらいかな。

あとはフットバスが足洗いと言われているくらいかな(汗

 

いや、セリフの違いだけなら当然もっとあるけどね

 

そういや、20数年前にはフットバスという単語があったっけ??

 

あとは、キャストについての違和感が今より無い、かな。

プライジング社長が箙さんとか、医者のオッテンシュラーグが汝鳥さんで、役作り的にはその時からもはやレジェンド。

 

ごめん、正直、みつるくんは化粧してない時のビジュアルは美形だけど、比べもんにならない・・・orz スチールはにこやかで、とても素敵だと思うけどね。

 

あ、はっちさんはもちろん違和感ナッシング。

 

かなめさんは”歌だけ”と言われていたけれど、演技が棒かと言われれば、これを観ているとそんなことなかろう。

 

ダンスは確かに背が低いし2番手3番手の周りと比べると、見劣りがするけどさ。

ほら、ゆりちゃんオーラとのんちゃん悪役オーラなので、比べちゃうとね。二人とも背が高いし。

 

めっちゃ悪役の似合う久世さんの男爵も悪そうでセクシーな演技ですわ。

かなめさんとのんちゃん絡みで話が進む分、この二人がしっかりしている+グルーシンスカヤとフラムシェンの安定感。

 

で、ラファエラのオーラのある存在感。

アクセント役で目立つのが正義だからね。

 

天海さんやってて、ありがこの役をやっているのは、まぁ劇団の意図的なところもあるだろうなぁ・・・。

 

それにしても、メインが今よりしっかりして、より劇として成立しちゃってる分、加えて映像だし、周りのモブ感はさらにより加速している。

 

他のキャストの様子が全くわからんのは、やっぱり、そういうストーリー仕様だわね。

 

最後のエリックの希望に満ちたサチコさんの歌が、あーさな感じがするけどね。うん。

 

でも、締めるオットーの歌がやっぱりかなめさんですからねぇ、盛り返して病弱だけど全力から静かにメインテーマに落とす。

 

笑うセールスマンみたいな感じの物語の構成の雰囲気にして、ちゃんと締めてるよね。

うん、やっぱりミュージカルなんだよ。

 

 

たまきちのポジショニングが難しいのか?

 

オットーは死にかけ簿記係。

 

アメリカだと、ほら、税理士とか簿記係ってオタク的位置付けで会計士になれなかった堅物のの落ちこぼれという暗喩のポジショニングよね。

 

美弥ちゃんは細いし、なんとなく病弱のイメージにハマるので、これでいいと思う。

 

男爵はさ、たまききちも合ってると思うけど、健康美の男爵のイメージが拭えないし、悪役が似合わないんだよね。若い分「個性が・・」と言われるのもわかるんだけどさ。

 

その点、のんちゃん男爵は、背が高い、細い、美形系、性格悪そう・きつそう、知能派でこすっからそう、とまさにぴったりなんだよ(えぇ・・) アレですよ、アレ。

 

それを観てしまうと、たまきちの男爵は、何が合っても乗り込んで

 

物理(殴る)

 

で全て解決できそうな印象が拭えない。

 

みつるくんとかともみ合っても、なんとなくマウントポジションで瞬殺でしょ。な印象。

少林寺拳法使いのとしちゃんと対峙して体格を活かして五分(あくまで勝手な想像)

 

光の当て方をオットーメインから減らさずに男爵も当ててしまえ!になったことで、光ばっかりになってしまって、トップ感の演出のメリハリは減った気がするんだよねぇ。

 

 

そうなると美弥ちゃんの経験値の分ダブルキャスト、というか2TOP的な形で映える・・という狙いもわかる気がするものの、トップたまきちじゃん!大劇のお披露目じゃん!とか考えた時に、やっぱりなんだかもやもやの残る印象。

 

最後も、エリックの希望、美弥ちゃんがわかばと出て行って終わりかい!となるし。

LifeGoesOnでも、主役死んじゃってるしなぁ・・・的な。

 

デュエダンでも誤魔化されませんのよ、やっぱり。

 

まぁ、でも、どこの役をやるかって消去法からいったら、オットーはたまきちのガタイからして役作りとして難しいのもわかるから、やっぱり男爵な訳で・・。

 

トップとして映えるのに活かされなかったよなぁ・・・の感がある。

そもそも、たまきちの最適ポジションがない気がするんだよね。

 

それをいっちゃぁおしまいよ!な話ですわ。

 

男爵カッコイイからメッチャ似合っているんだけど、今回はこれじゃない感。

 

美弥ちゃんは適職ポジションですよ。

身長的にも、キャラ的にもはまっているしばっちり。

後は歌い込まれればと思いますわ。

 

あとは、グルーシンスカヤがちゃぴすけで、しっかりとトップ娘の重鎮をおいた分、いっそフラムをキャピる若手にして、誰か抜擢して欲しかった気もする。

 

まぁ、素人考え休むに似たりですわ。

 

わかばフラムも嫌いじゃないけどさ。

くらげも一応若いか・・・。

 

おかだせんせといくたせんせがそうしたんだから、それがベストなチョイスだったんでしょう(投げー

 

なんだろう、ゆりやさんもっと前に出してという個人的希望。

 

 

グランドホテル初演を見返してみた感想まとめ

 

ほら、そんなに長いお話ではないし、意外と構成も固定されている感じだからシーンをカットする以外の自由度が少ない印象はあるお話よね。

 

1990年代に上演された海外でやっていたGrandHotelもyoutubeに上がっているから観たけどさ、お芝居としてはミュージカルとして人間模様の厚みというかリアリティが増すけど、言うほど役が美しくない。

 

ってか、やっぱり、ぶっちゃけおっさんとおばさんが演じてても夢がない(失礼)

 

まぁ物語をとるか、非現実的な夢をとるか、という感じにどうしてもなるんだな。

うん・・個人的に美しい方がいいわ。

 

テーマも音程がやっぱり変わるしね。

まぁ、去年、サザーランド版を梅芸と赤坂ACTでもやってたしさ、興味ある人は観ているんだろうけどどうだったんだろう。

 

ラファエラとかは、海外の観た動画では女の人がやっていたけど、やっぱりあくまで女の人よね。

 

それを考えると、ありがやっているラファエラの方がさ、ポジションが女だけど、男役をやっているけれども女の人を演じているという不思議さを感じていいわ。

 

なんかこう、160kmの火の玉ストレートで百●的な黒い感じもない。

 

あと、男爵が本当にグルーシンスカヤとキスしちゃってるよ、アチャー・・というかさ、なんかいつも宝塚観ていると観ちゃいけないもの観ちゃったような、違和感に感じる部分もない。

 

いや、おかしいよね。

 

普通っちゃ普通なんだけどさ。

 

そろそろなんだか、自分も宝塚以外を見ると違和感を感じるようになってきたのか?と、若干洗脳されてきた事を認識したでござるの巻。

 

ま、とりあえず、気持ちを新たにまたみにいこ!

にしても、早くも多数ご用意との戦いになるのか?結構シビアよね。